現在、日本では、乳培地由来のナイシン製剤の規格と各国での使用基準に準じて、食品添加物としての「ナイシン」の成分規格、使用基準などが定められています。「ナイシン」は、抗菌ペプチドの一種であり、グラム陽性菌に対しての、抗菌活性効果が確認されています。

当社では、従来から、ヒトに対して問題となる大腸菌などのグラム陰性菌に対する抗菌ペプチドの開発を進めています。今後は、量産化に向けて課題となるコスト、安全性についての検証段階に入ります。